輪になって踊るラウンドダンス
社交ダンスの要素を取り入れてリーダー役がいてリーダーの呼びかけに応じてみんなで踊るラウンドダンスです。小学校のころにやった輪になって手をつないで踊ろうの発展版です。みんなの顔が見れて楽しいですね。輪になっておどるとなんだか仲間意識が高まります。
ラウンドダンスは、社交ダンスやカントリーダンスの一種で、複数のカップルが輪になって踊るダンススタイルです。通常、ダンスのリーダーが指示を出し、その指示に従って全員が同じステップを踏むという形式です。以下にラウンドダンスの主な特徴を挙げます:
ラウンドダンスの特徴
- シンクロナイズド・ダンス:
- 全員が同じステップを一斉に行うため、美しい統一感が生まれます。
- リーダーの指示:
- ダンスのリーダーがマイクを使ってステップや動きを指示し、それに従って参加者が踊ります。
- 多様なスタイル:
- ワルツやチャチャチャ、フォックストロットなど、さまざまなダンススタイルが取り入れられます。
- コミュニティ感:
- 多くの人が一緒に踊ることで、強いコミュニティ感や一体感が生まれます。
ラウンドダンスの楽しさ
- リズムに乗る楽しみ:
- 音楽に合わせて統一されたステップを踏むことで、リズム感と一体感を楽しめます。
- 社交性の向上:
- 多くの人と一緒に踊ることで、新しい友人を作りやすく、社交の場としても楽しめます。
- 身体の動き:
- 全身を使って踊るため、健康にも良い影響を与えます。
ラウンドダンスの踊り方
は、基本的にコーラー(リーダー)が指示を出し、その指示に従って踊る形式です。以下に基本的なステップと流れを紹介します
基本的な流れ
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スタートポジション:
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ダンサーはパートナーと手をつないで輪を作ります。
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コーラーの指示:
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コーラーがマイクを通じて次のステップを指示します。例えば、「右足を前に出す」、「左回りに回る」といった具体的な動作です。
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ステップを踏む:
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指示に従って全員が同じ動作を行います。これにより、美しいシンクロナイズド・ダンスが実現します。
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主要なステップ
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フォワード&バック:
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パートナーと手をつなぎ、前進して後退する基本的な動作です。
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プロムナード:
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パートナーと腕を組んで、輪の内側を回る動作です。
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スウィング:
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パートナーと手を取り、体を回転させる動作です。
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サークルレフト/ライト:
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全員で手をつないだまま、左または右に回る動作です。
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ラウンドダンスを踊るコツ
ラウンドダンスを踊るコツは、基本のステップやパートナーとの息を合わせることに加えて、音楽と動きの調和を意識することが重要です。以下は具体的なポイントです:
1. 基本のステップをマスターする
ラウンドダンスはコール(指示)に従って踊るため、基本のステップやフィギュア(ダンスの動き)を覚えることが第一歩です。
- 練習中はゆっくりとしたテンポで繰り返し練習。
- 自分の得意なステップを増やし、自然に体が動くようにする。
2. パートナーとコミュニケーションを取る
ラウンドダンスはペアで行うダンスなので、息を合わせることが必要です。
- リード(主に男性)とフォロー(主に女性)の役割を明確に。
- 視線や軽いタッチで相手の動きを感じ取る。
3. 音楽とリズムに集中する
ラウンドダンスは曲のリズムと調和した動きが大切です。
- コールをよく聞き、次の動きのタイミングを把握する。
- 曲の拍子(ワルツなら3拍子、ルンバなら4拍子など)に合わせてスムーズに動く。
4. 姿勢とバランスを保つ
美しい姿勢で踊ると、動きがより魅力的に見えます。
- 背筋を伸ばし、リラックスした肩の位置を保つ。
- 重心をしっかり足元に置き、動きの安定感を意識する。
5. 柔軟性を持たせる
- ステップの変化やコールに即座に対応できるように、柔軟な心構えを持つ。
- 曲ごとにスタイルやテンポが異なる場合、すぐに気持ちを切り替える。
6. グループレッスンに参加する
- ラウンドダンスはコミュニティで踊ることが多いため、レッスンやワークショップに参加して仲間と練習すると上達が早まります。
7. 楽しむことを忘れない
- 完璧を求めすぎず、楽しむことが一番大切です。笑顔で踊ると周囲との一体感も増します。
やはり何よりも大事なのは楽しんでできるかどうかだと思います。楽しくなければそもそもの目的の交流を深めていくということができませんしダンス自体を続けていくことが難しくなります。
ラウンドダンスはそもそもが小学校や幼稚園などでみんな側になって踊ることを取り入れているように、一体感を深めて楽しく踊るということを何よりの目的としているものなので高度な技術を追い求めるというよりはやはり楽しくみんなと一体感が持てるかが重要になります。
このあたりは社交ダンスでプロを目指すのとは違う点でもあります。